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2011年5月

2011年5月28日 (土)

娘の選択

この4月、上の娘が中学に進学しました。
給食のない中学なので、6時半に起きて、自分と私のお弁当を作り、学校の授業が終わると部活をして、週に3回は7時から10時まで塾に行きます。学校や塾で出される宿題もバカになりません。
その娘が、吹奏楽部に入部しました。娘の通う中学は、一昨年に全国大会で金賞を取ったほどの実力です。体育会系のどの部活よりも練習が厳しく、人間的にも鍛えられるので、2年生や3年生はかなり大人びています。
土曜も日曜も朝から夕方まで練習です。高校野球で甲子園で優勝するようなものですから、当然と言えば当然の練習量だと思います。

それを分かっていて、娘は吹奏楽部への入部を選択しました。

その娘が、数日前に、「退部したい」と言い出しました。
理由は、「面白くない」とのことですが、要するに、しんどさから逃げ出したいのだと思います。辞めるとしても、もう少し耐えるものだと思っていましたので、正直残念でした。

私の知っている娘は、小学生のころは、ぐうたらでしたので、4月からのほとんど自由時間のない生活には、見ているこちらが大丈夫かと思うほどでした。

娘のギブアップ宣言に、父親の私は悩んでいます。
「もっと頑張れ」と言うのは簡単でしょう。
3年間を乗り切れば、かなり成長した娘を見ることが出来るでしょう。多くの親が望む姿ではないでしょうか。
一方で、娘が代わりに入部したいと言った美術部。部自体はかなり緩いのですが、娘は小さいころから絵を描いたり何かを作ったりすることが大好きでした。建築士になりたいという夢も持っていますので、才能を伸ばしてあげたいと思うのです。

目の前の障害から逃げないで人間的に成長してほしいと思う反面、得意なことを追求して社会人になった時に強みを発揮してほしいとも思います。人生にとって、どちらが正しいとは言えないし、親にはそれを決める権利もないと思います。

言えることは、後悔のない人生を歩んでほしいということです。そのためには、本人が岐路を選択しなければならないし、親がするのは、その選択をサポートする助言程度で良いのではないでしょうか。

この2ヶ月間、私は、娘の頑張っている姿を見て、自分自身を奮い立たせています。親として、娘の頑張りに負けるわけにはいかないのです。
私が娘に伝えたいこと。
「おまえのおかげで、パパは頑張れているよ。おまえの頑張りが周りの人間にも影響を与えているんだよ。」

自分の悩みを解決するのもおぼつかないのに、娘の生き方に悩む冷静と感情のはざ間で揺れ動く父親でした。

2011年5月10日 (火)

家族との時間

ゴールデンウイークに、茨城の両親と三重県の鳥羽へ旅行をして来ました。
震災とその後の生活で、ストレスを抱えているのではと思い、孫に会えば少しは安らぐのではないかと考えました。

スペイン村のパルケエスパーニャで一日遊び、二日目は今、放映中のドラマ「高校生レストラン」で話題の「まごの店」に隣接している五桂池ふるさと村で、いちご狩りをしたり、たくさんの動物と触れ合って来ました。

難しいことを考えずに、ただ楽しく過ごす時間。
少し前までは、無駄な時間だと思っていました。
地震がきっかけかは分かりませんが、子供と一緒に居る時間を大切にしようと思うようになったのです。
よく、「家族の幸せを思うからこそ、家族との時間を犠牲にして働いているんだ」というような言葉を聞きますが、そんなの言い訳だと思います。
ほんとに家族や子供のことを愛しているのならば、今この時を大切にしなければなりません。妻はどんどん年を取ります。子供は成長を待ってはくれません。妻や子供たちが、今、何に興味を持ち、何に感動するのか、感覚を研ぎ澄ませるのです。

最も身近な人の一瞬を大切に出来る人こそが、自分の持っている限られた時間や機会を有効に使うことが出来るのではないでしょうか。

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